Music Radarはウェブサイト上で、長きにわたりソリッドボディのギターのアイコン的(象徴的)なモデルであり続けているLes Paulのまさに元祖にあたるファーストイヤーもの、1952 Gibson Les Paul Modelを特集しています。記事の中で記者が書き留めているように、当時の広告はそのギターについて、“フレット付きの楽器におけるユニークでエキサイティングなイノヴェーションの塊” と告知していました。それは誇張でも冗談でもなかったのです。
“最初のモデルは、2基のクリーム色のソープバーのP90ピックアップ、トラピーズ・テイルピース、バインディングが施されたカーヴド・メイプルトップ、単板のマホガニーバック、バインディングの施されたブラジリアン・ローズウッドの指板にワンピースのマホガニーネックが搭載されており、標準カラーとしてゴールドフィ二ッシュが施されていました”
記事の中では、イギリスのLawsonというバンドのギタリストであるJoel Peatが、いかに’52 Les Paulが彼の演奏をより高いレベルへ押し上げたのか、ということについて語っています。“このギターを最初に弾いたとき、直ぐに自分のプレイが良くなったんだ!自分を奮いたたせてくれるし信じられないくらい凄いサウンドなんだ。ギターがそこまでプレイヤーに訴えかけてくるってことは、それってスペシャルなことなんだよね。そんなに良いってことは、とても重要な存在だってことだね”
イギリスのBathにあるVintage ‘n’ Rare GuitarsのAlex Bainはこうコメントしました。“ピックアップ、特にフロントピックアップのサウンドは特筆ものでした。ですが、フロントとリアの両ピックアップの合わさったサウンドはもう信じられないくらい良いです! 他のギターでここまでのものには出会ったことはないです”
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