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モダンロック期のアイコン的(象徴的)ギターの発展についての連載記事の中で、イギリスのウェブサイトであるMusic Radarは近頃、Gibson Les Paul Customの歴史を巡る特集記事を掲載しました。

 

 

Les Paul Customが最初に市場に投入された1950年代の中ごろ、ギブソン社は同モデルを“ソリッドボディギターの究極のかたち” と広告でうたいました。Music Radarの記事が指摘するように、1952年にオリジナルのLes Paulは市場に投入されたのですが、“そのLes Paulは当時、装飾の点で比較的に控えめ” だったのですが、確かにそのオリジナルLes Paulの存在があったからこそ、よりエレガントなヴァージョンの生産へと繋がっていき、1953年のLes Paul Customの市場投入という結果になります。同モデルは‘Black Beauty’ と称され、記事のなかでは、いろいろ特徴がある中でも、特にブラックのフィ二ッシュやゴールドメッキのハードウェア、スプリット・ダイヤモンド・ロゴを擁するへッドストックなどにより、“ビジネスを想起させるギター” と形容されています。

記事ではまた、どのようにしてSeth LoverデザインによるAlnico Vピックアップが、Les Paul Customにてソリッドボディモデルへの初搭載となったのかということを記しています。また加えて、1957年以降Les Paul CustomとLes Paul Goldtopで基本搭載となる Seth Loverの画期的な、すべてを変えることになるハムバッキングピックアップの開発についても触れられています。

Music Radarの記事をさらにお読みになりたい方はコチラまでどうぞ。現行品のフィニッシュや構造などのLes Paul Customの詳細については、コチラをご確認ください。