現代の日本のポピュラー音楽・ロックシーンにおいて、斉藤和義氏は名実ともに日本を代表する、もっとも多忙を極めるシンガー・ソングライター/ ギタリスト/ プロデューサーのひとりでしょう。ギブソンは2012年以来、斉藤和義氏のギター文化・歴史への深いリスペクトと高いミュージシャンシップに敬意を表し、ギブソンの代表モデルであるES-330、Les Paul、J-45、J-160Eをベースモデルとしたシグネチャーモデルの開発とリリースを続けてまいりました。特に2013年当時、Kazuyoshi Saito J-45をリリースした時、ギブソン・アコースティックのシグネチャーアーティストとしてアジア初となる快挙でした。さて2018年の現在、斉藤和義氏とギブソンは製品開発・製造における新たなコラボレーションを結実させたところです。5モデル目のシグネチャーモデルはJ-35モデルをベースに開発されています。皆様、今まさにKazuyoshi Saito J-35がリリースされたところです。
コチラのリンクにて斉藤和義氏本人の独占インタビュー記事が掲載されています。
http://www.gibson.com/News-Lifestyle/Features/en-us/Meet-Signature-Artist-Kazuyoshi-Saito.aspx
ボディトップ材にはギブソン独自の「サーマリー・エイジド」という特殊加工が施されたアディロンダック・レッド・スプルースが使用され、新品でありながら何十年も弾き込まれてきたヴィンテージ・ギターを彷彿させるサウンドを生み出します。歴史あるJ-35モデルをベースに、フィニッシュは当時J-35モデルで採用されていなかった、斉藤和義氏のシンボルカラーである深みのあるエボニー・フィニッシュが採用され、隅々まで斉藤和義氏のこだわりに溢れた仕様が反映されています。
J-35モデルのルーツは、世界恐慌後の経済不況の後遺症に世界が喘いでいた1936年まで遡ります。装飾的なデザインを一切排しシンプルに徹したお値打ちなモデルとして、経済が厳しい状況にもかかわらず市場に受け入れられ、後に世界中で最もレコーディングされているギターと称される後継機種のJ-45の誕生(1942年のリリース)へと継承されていきました。(J-35モデルの関連記事につきましてはコチラでご確認ください。)
昨年、斉藤和義氏は本モデルの製品リリースに先立ち、製品チェックのために米国モンタナ州のボーズマンにあるギブソン・アコースティック・ファクトリーを訪問しました。斉藤和義氏のギブソン愛に溢れるコメントの一部は下記の動画にてご覧いただけます。
Kazuyoshi Saito J-35は100本の限定生産予定で全国の楽器店にて販売されています。お問い合わせは全国のギブソン・ディーラーまでご確認ください。
今年25周年イヤーに突入し、19枚目のオリジナルアルバムのリリースを終え、斉藤和義氏はいままさに全国ツアーの真っ只中です。斉藤和義氏の真骨頂はまさにライヴにあります。エレクトリック、アコースティック問わず、素晴らしいギターサウンドを体感いただけるでしょう。コチラは昨年リリースされた弾き語りによるライヴ映像です。ほぼ全編にわたり、斉藤和義氏とギブソン・アコースティックギターによる圧巻のショーケース映像作品となっています。
斉藤和義氏のツアースケジュールやリリース作品については下記のリンクにてご確認ください。
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